since2008. 2017年からはtorimiki.comにUPしたBLOG, NEW RELEASE & BAND情報を時間差で時系列順にアーカイヴしています

2009年4月25日土曜日

メビウス来日!

 

2008年にフランスのアングレームBDフェスティヴァルに招かれ、そこで憧れの巨匠メビウスさんとサイン交換した……という畏れ多いにもほどがある話は、comicリュウ連載中の『とりから往復書簡』にも描きました(今夏発売予定の単行本2巻目に収録)。


通訳の人が来る前に貧しすぎる英語で話していたときの話題なので多分にいいかげんかもしれませんが、御大は「日本にはこーゆーマンガフェスはないのか? 俺はいま猛烈に日本に行きたいんだ。誰か俺を呼んでくれないか? お前呼べ」とおっしゃってました(たぶん)。そーゆーのはジブリとかに頼めよう、とも思いましたが、今回こうして関係者の皆さんのご尽力で再訪日が実現したのは、まことに喜ばしい限り。


講演会やイベントの詳細は以下をご参照ください。日本側豪華ゲストもあり。こんな貴重な機会はないから、絶対行くといいよ!(私も行きます)


5/6 京都国際マンガミュージアム

5/7 京都精華大学

5/9 明治大学アカデミーホール(東京)


アングレームの話や写真はそのうち別立てでご紹介するかも。



MOEBIUS will come to Japan!  I met him in Angouleme BD Festival 2008. 

Talk / Performance

May 6 2009, at Kyoto International Manga Museum

 MOEBIUS + RENJI MURATA 

●May 7 2009, at Kyoto Seika University

 MOEBIUS + RINTARO + KATSUHIRO OTOMO

●May 9 2009, at Meiji University

 MOEBIUS + NAWOKI URASAWA + FUSANOSUKE NATSUME

2009年4月18日土曜日

達郎さんLive

昨夜(4/17)は6年ぶりの山下達郎さんのLIVE。開場時間より少し前倒しで中野着、ブロードウェイを散策する。しかし何度来てもここは迷うね。迷ってるうち3階のレコミンツで開演前の難波弘之さんとバッタリ。これは実は難波さんのブログを読んだ上での予定的遭遇だったのだが。

LIVEは本当に素晴らしかった。実力のあるミュージシャンが奇をてらわず真摯に歌い演奏してくれる様は、もうそれだけで充分に贅沢な時間なのだが、それが休憩ナシでみっちり3時間半。堪能しました。生真面目で頑固でひねくれ者で口が悪くて饒舌で客イジリも多い達郎さんのMCは、ともすれば説経芸に近いものがある(笑)。でもそのトンガリ具合もまた20代の頃からの変わらぬ持ち味。そうそう、達郎のLIVEはこうでなくちゃね、という感じ。単なる繰り言でなく、そういうご自分への自己ツッコミも入れつつの辛口なので、ちゃんと芸になっている。

ベテラン揃いのバンドメンバーの中で、今回新規参入の弱冠24歳のドラマー小笠原拓海さん(山下洋輔ニューカルテット2005〜2008でドラム担当)が素晴らしいパフォーマンス。総体としてのバンドの演奏のレベルも、もちろんめちゃ高いのだが、負けてない。東京での実質的最終日ということもあり、最後は大変お得なサプライズゲスト(だいたいご想像通り)もあって大盛りあがり。多くのLIVEのスタンディングにはどこかしらわざとらしさを感じてしまって乗り切れないことが多い自分だが、この夜は自然と立ち上がって踊ってました。久々にクラッカーも鳴らしたよ。 

終演後、難波さん、達郎さん、まりやさんにご挨拶。マンガ『タツローくん』も『まりやちゃん』も、キャラクターだけお借りした完全な私のフィクションなのだが「絶対我が家のどっかに隠しカメラがあるに違いないと思った」とのお言葉をいただきました。本当に申し訳ございません。でも半分お褒めの言葉でもありますよね……? と自分勝手に解釈し、ありがたく思った次第。

帰り道、今回は参加を見合わせたマンガ家DJイベントをちょこっと覗いて帰宅。

I attended a live concert of Tatsuro Yamashita at Nakano Sunplaza Hall last night. It was very wonderful. Hiroyuki Numba is performing in Tatsuro's band as a keyboardist.

2009年4月15日水曜日

ROCKと鉄とSFと

ここのところは某誌の読み切りにかかりきりだが、うーん、なかなか大変だ。アイデアが思いつかなくて大変なのではなく、どういうやり方や見せ方がいちばんいいのか、いくつもの選択肢の中から選ぶのが大変なんですけどね。


という近況はさておき、まだひと月以上ありますが、来月のイベントを告知しておきます。お台場のTOKYO CULTURE CULTUREで行われる難波弘之さんのトーク・ライヴに、大槻ケンヂさんとともにゲストでお呼ばれしました。チケットも4/16よりイープラスで発売中。以下TCCのサイトより引用(元はこちら)。


難波弘之ナイト〜Rock & SF & テツ・トーク!!〜


【日時】5月16日(土)開場17:00 開演18:00 End 21:00(予定) 

【会場】TOKYO CULTURE CULTURE(ZeppTokyo2F地図

【料金】前売券 ¥2,800 当日券 ¥3,300(ドリンク代別 ¥400〜)

【出演】難波弘之(ミュージシャン)

【ゲスト】とり・みき、大槻ケンヂ、他マル秘ゲストありかも!?


日本を代表するキーボードアーティストにして作曲家、編曲家、SF作家でもある難波弘之の一夜限りのとっても楽しい超スペシャルイベント!! 激レアヒストリートーク! 激レア映像や音源大公開! 豪華ゲストを招いての楽しいトークセッション! カルトクイズや大プレゼント大会や(…ミニライブもあるかも!?)難波ファンならず日本の全ロック、ポップスファン必見の一夜限りの超スペシャルイベント!!


!が多いよ! 『冷食捜査官』で鉄ネタの話は描きましたが、実はそれほど鉄分の濃いほうではないので、はたして大丈夫でしょうか。それより、もしかしたら本職ミュージシャンお二人とセッションするはめになるかもしれず、そっちのほうが心配だ。心配だが楽しみだ。不思議だが本当だ。


追記(5/13):おかげさまで SOLD OUT になりました。どうもありがとうございます。当日券は出すかどうか未定だそうです。詳しくはTCCのサイトをご参照ください。


HIROYUKI NAMBA NIGHT~Rock, SF & Railway!~

16 May 2009 Open 17:00 Start 18:00 End 21:00 

at TOKYO CULTURE CULTURE in Odaiba (ZeppTokyo2F MAP)

Charge : ¥3,300(Advance Charge ¥2,800)

Guests : TORI MIKI, KENDHI OTSUKI

2009年4月4日土曜日

フリースタイルvol.8

2年ぶりの発売。豪華執筆陣です。詳しい内容はこちらを『Anywhere but Here』(遠くへいきたい)も載っています。

"FREEstyle" is a magazine about the entertainment and pop-culture. Feature:Daisuke Igarashi(manga-ka) Shinpei Asai(photographer)