since2008. 2017年からはtorimiki.comにUPしたBLOG, NEW RELEASE & BAND情報を時間差で時系列順にアーカイヴしています

2014年12月31日水曜日

アックス102号

発売中のアックス102号は赤瀬川原平追悼号。「マンガだってすごかったんだ!!」と題して赤瀬川さんのマンガ作品にスポットを当てています。『ねじ式』パロディの名作『おざ式』を完全再録。

また、島田虎之介さんの『新装改訂版ラスト・ワルツ』発売記念企画として僕と島田さんと装丁の井上則人さんによる鼎談も載っています。

島田さんの作品は全部大好きなので、単なるファンがあれこれ訊いているような形になってしまいましたが……。

IKKIに連載された新境地の新作『九月十月』もおすすめ。

2014年12月22日月曜日

プリニウス第13回

ヤマザキマリさんとの合作『プリニウス』も連載2年目に突入しました。13回目の載った「新潮45」1月号が発売中です。ごらんの通り二人の作画合成もだんだん手が込んできてます。

同じ号には小田嶋隆さんのEXILEライヴ体験記、内田樹さんと藻谷浩介さんの対談、川本三郎さんの高倉健&菅原文太追悼などが載っております。

2014年12月12日金曜日

リサイタル写真

先月のとりマリ&エゴサーチャーズ秋のリサイタルにお越しいただいた皆様、ホントにホントにありがとうございました。会場で配られたもりもとの雪鶴も好評でした。写真がイトケンのnoteにUPされています(撮影は原田隆司さん)。

2014年12月10日水曜日

おすすめ文庫王国2015

今年も本の雑誌社「おすすめ文庫王国2015」『SF大将』を描いております。しかし、どうしてこうちまちま長いスパンで続く(しかも短いページ数の)連載が多いのか……。

ちなみに今年取りあげた作品はアンディ・ウィアー『火星の人』です。

2014年12月6日土曜日

ゲントウキ

絶賛年末進行中ですが先日は仕事を一時抜けだして、以前からファンのゲントウキのワンマンライヴ@下北沢440に行ってきました。いやあすんごくよかった。どの曲も大好きです。

2014年11月23日日曜日

宇宙船レッド・ドワーフ号が還ってくる

昨日はオリジナルメンバーの吹替でハピネットより発売されることになった『宇宙船レッド・ドワーフ号』シーズン9&10(日本未放映)の取材にBBCジャパンへ行ってまいりました。

リスター役の堀内賢雄さん、リマー役の江原正士さん、キャット役の山寺宏一さん、そして亡くなった亀山助清さんの後を受けてクライテン役で参加の岩崎ひろしさんという豪華メンバーにお話をうかがいましたが、まあこのメンツだと訊き手は楽ですね。みなさんサーヴィス精神旺盛で楽しいインタビューでした。記事は『映画秘宝』に載る予定(号数未定)です。

2014年11月18日火曜日

プリニウス第12回

「新潮45」12月号は本日発売です。

『プリニウス』も12回目。今回はエウ君の切ない恋とメタボ化しつつあるネロ……プリニウス出てきません。


このマンガはあえてタチキリ(裁ち切り=ページの端まで絵を入れて周囲の余白をなくすこと)を使わずに描いておりますが、カモメだけはコマ枠の制限から時々自由になります。

2014年11月12日水曜日

とりマリ&エゴサーチャーズ 2014秋のワンマンリサイタル

近づいてまいりました。バンド活動のほうの今年の総決算ワンマンライヴでございます。

お楽しみトークコーナー(なんだそれ)では、ヤマザキマリ&とり・みきの、過去のテレビ出演時の恥ずかし映像をお蔵だしします。ライヴ限定です。ヤマザキさんは北海道の地方局で温泉レポーターをやっていた頃の入浴映像、僕は80年代テクノカットでバラエティに出てた頃の映像などが流れる予定です。ぎゃー。

会場では限定グッズも販売。またお客様にはもれなく素敵なプレゼントもございます。

もちろん、バンドのほうも、定番の曲、新ネタ、色々とりそろえて皆様のお越しをお待ち申し上げております。


とりマリ&エゴサーチャーズ 2014秋のワンマンリサイタル

@下北沢440  11月27日(木)   19:00開場  19:30開演
 
前売 ¥3,500  当日 ¥4,000  チケットはイープラスにて発売中
出演:とりマリ&エゴサーチャーズ =ヤマザキマリ(vo)、とり・みき(g)、葛岡みち(pf)、サンコンJr.(ds)、伊藤健太(b)

ナタリーでの紹介記事はこちら

2014年11月1日土曜日

ツイッター停止中

宗教上の理由で(嘘ですが)ツイッターアカウントを停止しております。ご心配をおかけしてる向きもあるようですが、健康上の理由やWEB上のトラブル等があったわけではありません。まあ死んだわけじゃないんだから、あまり騒がないように。

2014年10月31日金曜日

『消滅』最終回

本日10/31付けの読売新聞朝刊をもって、1年間続いた恩田陸さんの連載小説『消滅』が終了しました。同時に僕の挿絵も今日で最後となりました。ツイッターでは幸い好意的な感想が多く、いつもありがたく思っておりました。

それもこれも、恩田さん並びに担当氏からは「本文をネタに好き勝手やってください」と、あらかじめお許しをいただいていたからであります。原作者と編集部に感謝致します。

調子に乗って最終回は枠線だけ、つまり挿絵も「消滅」ではどうかと最初白紙原稿(枠線は引いた)を送ったら、担当さんは「面白い」といってくれたのですが、しばらくして「上で却下されまして…」

まあ無理もありません。私がワルノリしすぎました。実はリテイクの予測はしていたので、代原はいちおう描いていました。それを描いておいて、しかし送ったのは白紙のほう……という相変わらず面倒臭いことをやっております。

というわけで最終回はそのリテイクのほうが載っております(白紙のほうが面白かったと思うけどなあ)。

2014年10月23日木曜日

マンガ家東北復興支援ツアー

今年もまた岩手にまいります。お絵描きしたり、草を刈ったり、パネルディスカッたりします。

10/24(金)は13時〜16時 陸前高田 高田大隅つどいの丘商店街で、しりあがり寿、吉田戦車、寺田克也、三宅乱丈、とり・みき、鈴木みそ、朝倉世界一、竹中州史、羽生生純、安永知澄、市川ラク、おくやまゆか、「にざかな」かなの13人が、お絵描き・似顔絵大会を行います。参加者は色紙や本、ハンカチやTシャツ他、絵を描いてもらいたい物をご持参ください。問い合わせはSAVE IWATE またはきらりんきっずまで。

10/26(日)は盛岡のホテル・ルイズで、しりあがり寿、吉田戦車、寺田克也、三宅乱丈、とり・みき、鈴木みそ+達増岩手県知事というパネルに参加。近隣の方々ぜひおいでください。10時〜12時(入場無料)


そのあと、同じ会場でしりあがり寿さんの紫綬褒章受章記念パーティがあります。こちらは会費5000円(要予約:090-2973-4035)

2014年10月18日土曜日

バーバンドナイトとラカグトークショー

バーバンドナイトもラカグのトークショーもおかげさまで無事終了しました。とくに後者はあいにくのお天気でしたが、大勢の方にお越しいただき感謝。

バーバンドナイトの写真はここに(FaceBook内ですが見られると思います。撮影は原田隆司さん)。トークショーの模様は矢来町ぐるりに記事が上がっています。

2014年10月2日木曜日

とりマリ年内イベントスケジュール

とりマリ関係のイベントは、年内にまだ幾つかありますのでお知らせしておきます。それぞれ趣向や曲目を変えてやりますので、お台場にお越しいただいた方もそうでない方もぜひおいでください。

2014年とりマリ関係イベントスケジュール

10月12日(日)ライヴイベント
bachibouzouk presents 下北沢 BAR BAND NIGHT Vol.8
@下北沢440 18:30開場 18:00開演
出演:

ヤマザキマリ、とり・みき + 葛岡みち、伊藤健太
スロラナspブレメン (大津真、鎌田孝志、白石亜紀彦、山本直樹)
Reina Kitada & Watson Parker 2strokes
Fuzz not fuzz (棚沢雅樹、西薗まり、原田潤、横山キース英規)
他ゲストあり 司会: MC東京鎌田
   
10月13日(月)トークショー
ヤマザキマリ×とり・みき×片山杜秀「われらが愛する『奇人変人』」
@la kagu (新宿区矢来町67)
15:00 - 16:30  主催:新潮社・ラカグ
出演:ヤマザキマリ、とり・みき、片山杜秀

11月27日(木)ワンマンライヴ
とりマリ&エゴサーチャーズ 2014秋のワンマンリサイタル
@下北沢440 19:00開場 19:30開演
出演:ヤマザキマリ(vo)、とり・みき(g)、葛岡みち(pf)、サンコンJr.(ds)、伊藤健太(b)
前売り¥3,500 当日¥4,000
チケットは10/6よりイープラス、10/9よりローソン、440店頭でも発売


※とり・みき単独ヤマザキマリ単独の出演イベントは記載しておりません
 


ブアーッとやってきました

お台場東京カルカルにお越しの皆様、ご来場どうもありがとうございました。当日の模様はFaceBookのアルバムにまとめております。あとtogetterでもお客様目線のまとめが出来てるようです。→ http://togetter.com/li/725214

オープニングアクトはHUMAN BEATBOXER、Reatmoさんのパフォーマンス。彼の動画を見たマルーン5がコンタクトを取ってきた……というだけあって、いや素晴らしい。ちなみにRetomoさんはマルーン5来日時にメンバーにラーメンを奢ってあげたそうです。

第一部のトークでは、関智さんの司会で、まずブラジルW杯取材のスライドショーを見ながら、現地でのあれやこれやを大放談。続けて『プリニウス』の合作の秘密を、実際の原稿データを用いて解説しました。

第二部のライヴではとりマリ&エゴサーチャーズ-1(伊藤健太・葛岡みち)で、W杯にちなみブラジルの曲を中心に演奏しました。「おいしい水」(Água de Beber)では、打ち合わせ無しでReatmoさんとセッション。気持ちよかった。
 
撮影:大島だみあん
終演後はサイン会に。物販も好評でした。

2014年9月22日月曜日

ダイコン3

先日の『アオイホノオでも描かれていた81年のダイコン3で手塚治虫先生の話を聞いている自分の写真が出てきました。隣は田北さん。このあとご挨拶して長い長い握手をしてもらいました(手塚さんはチャンピオン新人賞の審査員だったのです)。


正確には手塚治虫さんと(写真には写ってませんが)高信太郎さん・吾妻ひでおさん・いしかわじゅんさんの座談会でしたが、残っているのはこの1枚。撮影者は小松左京研究会のどなたかのはずですが……すみません失念しました(心当たりのある方はお申し出ください)。なお、このときの座談会は吾妻さんがマンガにも描かれています。

2014年9月17日水曜日

日本SF展はまだ開催中です

世田谷文学館日本SF展の歴代SFマガジン展示、僕が描いた表紙の号は2冊飾られていた。ひとつは岬兄悟さんのラブ・ペアのイラストだったからすぐわかったと思うけど、もうひとつはこれ。2003年1月のフィリップ・K・ディック原作映画特集号。


2014年9月16日火曜日

浦野光氏インタビュー

「吹替の帝王」インタビュー。今回はジェームズ・スチュアート、ロバート・ミッチャム、そして我々の世代にはポパイやウルトラマン〜ウルトラセブンのナレーションでお馴染みの浦野光さんにお話をうかがっています

TBSでほぼ同期だった浦野光さんと円谷一さんが、当時ハヤカワSFシリーズを読んでいてSFの話が社内で出来る数少ない友人どうしだった(その経緯でナレーションの仕事が来た)……というお話が収穫の1つ。

目から

オーストラリアより帰国した高柳良一さんから、メルボルンで買ったというバチモンゴジラのボクサーパンツ写真が送られてきたが、色々と突込みどころが多すぎる。

2014年8月23日土曜日

とりマリの今夜はブワァーッといってみよう!

★とりマリトーク&ライヴのお知らせ

9月28日、お台場の東京カルチャーカルチャーで『プリニウス』1巻発売を記念してトーク&ライヴをやります。映像をまじえつつブラジルW杯の話もしますよ。詳しくはここをご覧ください。

日時:9月28日 Open17:30 Start18:30 終演予定20:30
会場:東京カルチャーカルチャー 
   東京都江東区青海1丁目3-11 Zepp Tokyo2F 地図
料金:前売チャージ券3000円 (+要ドリンク1オーダー制)
   チケットは近日イープラスにて発売 当日チャージ券500円増
出演:ヤマザキマリ(vo) とり・みき(g) 伊藤健太(b) 葛岡みち(acd) 

進行:関智

2014年8月18日月曜日

プリニウス第9回

本日は「新潮45」発売日です。『プリニウス』第9回も無事に載っております。


パラティヌス宮のネロの演奏会で大あくびをしたプリどん……その運命や如何に。そして意外なあの人物の大立ち回りが。

2014年8月10日日曜日

日本SF展開催中

夏休み後半は世田谷文学館で開催中の日本SF展へどうぞ。SF作家の生原稿や書簡、はたまた円谷・手塚関係まで貴重な展示が満載。とり・みき制作のミニミニ手描きアニメも流れております。写真は図録と日本SFマシュマロ。9月28日まで

アニメは開幕時に納入できてない……という失態を演じ、関係各位にご迷惑をおかけしましたが、大丈夫です、いまは流れております。

2014年7月28日月曜日

とりマリW杯対談その3(最終回)

そういえば、少し前にそんなイベントがあったな……とお思いの方もおられましょうが、web Sportiva W杯対談の最終回です。

主にマラカナンで見たベルギー×ロシア戦について語っています。この対談はリオデジャネイロのレブロン海岸で収録したのですが、直後に我々は謎のブラジル熱を出して倒れたのでした。

2014年7月17日木曜日

とりマリサッカー対談その2

WEB Sportivaのとりマリサッカー対談の2回目です。今回は主にサポーターについて。

僕はサッカーファンですけど、なにしろマンガ家をやってるくらいですから「みんな同じシャツを着て同じ歌を一緒に歌って」という応援スタイルにはいまだになかなか馴染めないのですね。その辺のアンビバレンツな気持ちを語っています

2014年7月8日火曜日

プリニウス特設サイト

ヤマザキマリさんとの合作『プリニウス』(リンク先はAmazon)はいよいよ明日7月9日発売です。


というわけで【プリニウス特設サイト】が開設、著者対談などがUPされています。ありがたいことでございます。

スポルティーバでサッカー対談

ブラジルではナマで3試合を観戦しました。移動距離が長く、寒暖の差が激しく、おまけに飛行機やホテルの空調がとんでもなく寒く、珍しく体調を崩してしまいましたが、なんとか無事に帰国できました。
マラカナンスタジアム入口
滞在中に収録したヤマザキさんとのW杯観戦談義WEBスポルティーバに掲載されています。3回連続の第1回。FC東京サポーターと紹介されていますが、それはちゃんとしたサポーターの方々に対して申し訳ない。東京ファンといったあたりが妥当です。

2014年7月2日水曜日

トリイカ!最終回

そしてブラジル滞在中に向こうから送信した原稿をもって、1年半続いた日経ビジネスオンライン「とり・みきのトリイカ!」を終了しました(当初の予定通りです)。
会員になられた方もそうでない方も、読んでくださった皆様すべてに感謝致します。単行本には……たぶん……なるんじゃないか……な? とり・みきのトリイカ!最終回→「ナタルの地に唐草は舞った」

2014年6月18日水曜日

ブラジルに来ています

いろんな事情がありましてブラジルに来ております。既に二日目の朝です。

日刊と週刊と月刊の仕事を抱えての訪伯は一日目……というか往きの機内からえらいことになっております。

で、なんで来ているかというと、まあお察しの通りボール方面の仕事に決まっているのですが、詳しくは本日更新の日経ビジネスオンライン「とり・みきのトリイカ! / ホワイトは機内に持ち込めますかをお読みください。詳しく書いてあります。

その仕事先がこちら「となりのヤングジャンプ/ ブラジル珍道中 ヤマザキマリのW杯現地ルポ」です。「サッカーフリーク漫画家」(笑)として参戦しています。とりマリ二人の撮った現地写真が刻々とアップされますので、どうぞマメに追っかけてご覧ください。

2014年6月11日水曜日

2014年5月23日金曜日

SF小僧の息子

5/24発売のS-Fマガジン7月号=創刊700号記念特大号に、SF界の暗部を鋭くえぐるとり・みきの大河SFシリーズ最新回『SF小僧の息子が掲載されています。

しかし表紙を見るとちゃんと「連載」になっている。100号毎なのに。

2014年5月20日火曜日

プリニウス第6回

「新潮45」6月号発売されています。ヤマザキマリさんとの合作『プリニウス』も6回目。黄門様…いやプリニウス一行が浜辺で遭遇したのは…

2014年5月14日水曜日

合成と合作の危険な関係

日経BOL「とり・みきのトリイカ」更新しました→合成」と「合作」の危険な関係 


ゆうきまさみさんとの合作『土曜ワイド殺人事件』、現在進行中のヤマザキマリさんとの『プリニウス』、そして昨今話題のあの騒動にもちょっとだけ触れております。

2014年5月5日月曜日

明日とりマリLIVE

もう明日ですよ!


おかげさまでeプラス、ローソンともに前売りチケットは完売致しました。ありがとうございます。当日券も多少は出るんじゃないか……と思いますが 、詳細はお店にお問い合わせくださいませ。写真の各種物販グッズもそろえてお待ち申し上げております。

2014年5月1日木曜日

フリースタイル26号

フリースタイル26号、発売されています。

とり・みきはいつものように「ANYWHERE BUT HERE(遠くへいきたい)」2篇を描いていますが、目玉はなんといっても江口寿史さんと上條淳士さんの対談。

2014年4月23日水曜日

子供のころの夢は「特技監督」でした

日経BOL「とり・みきのトリイカ!」更新しました。合作のこと、作者が自作を語ることについて→子供のころの夢は「特技監督」でした



2014年4月17日木曜日

とりマリ TALK & LIVE

近づいてまいりました。ローソンチケット、eプラスで販売中。売れ行き好調だそうですのでお早めに。

2014年4月16日水曜日

商店街の奥には何がある

日経ビジネスオンラインの連載コラム「とり・みきのトリイカ!」更新しました→商店街の奥にはなにがある?  

コラムで触れている閉業した書店の前にあった段ボール箱。残っていたのは2冊ともあの「定説」方面の本でした。1冊ゲット。

2014年4月13日日曜日

怪獣同盟

早稲田大学の怪獣同盟のためにデザインしたロゴ付きの法被が届きましたよ。

2014年4月12日土曜日

澁澤龍彦『私のプリニウス』新装版に

河出文庫『私のプリニウス』(澁澤龍彦)が新装版で発売。「新潮45」で連載中のヤマザキマリさんとの合作『プリニウス』の絵を帯に使っていただきました。多くの人と同じように僕も澁澤ワールドには耽溺したので光栄と思う前に畏れ多い気も致しますが……。あと何度でもいいますが西郷どんと桜島ではありません。

2014年3月26日水曜日

2014年3月25日火曜日

とりマリLIVEチケット発売

とり・みき+ヤマザキマリ トークショー/とりマリ&エゴサーチャーズLIVE(5月6日)のチケットは本日発売です。

ePlusはこちら
ローソンチケットはこちら

2014年3月19日水曜日

ららら、マッドの子

日経BOL「とり・みきのトリイカ!」更新しました。マンガがなんだかよくわからないことになっておりますが……→「ららら、マッドの子」


2014年3月18日火曜日

プリニウス第4回

「新潮45」4月号は本日発売です。

ヤマザキマリさんとの合作『プリニウス』も4回目。今回はシチリア編の最後のエピソード。マグロからオルカまで海の生物についてプリどんが語ります。

昨年の取材旅行では回らなかったのですが、僕は最初のイタリア上陸がシチリアのカターニアだったので、 そのときに見て歩いた場所(イタリア最大の魚市場など)や雰囲気・眺めが、今回の話にはとても役立ちました。

右写真は今回のとりパートの作画。

海の生物といえば、伝説でも小説でも映画でもマンガでも、古来よりありとあらゆるモノが海から陸に揚がってきたり、流れ着いたりしてまいりました。龍宮の亀、ゴジラ、巨人、人魚、異人を乗せた円盤的乗り物、モスラの卵、ねじ式男、イカ娘、グロブスター……ここでもなにやら上陸しようとしております。

2014年3月16日日曜日

とりマリTALK&LIVE「全ての道は下北沢に通ず」

昨年某イベントのために結成したとりマリ&エゴサーチャーズが、おかげさまで大変評判がよろしかったので、映画『テルマエ・ロマエIIの公開に合わせて、再び下北沢440ライヴを行います。題して
  
とりマリ トーク&LIVE「全ての道は下北沢に通ず~OMNES VIAE SHIMOKITAZAWA DUCUNT~」

構成は2部に分かれておりまして、前半のトークショーでは、現在 「新潮45」で合作連載中のマンガ『プリニウスや、そしてもちろん映画『テルマエ・ロマエIIについてとりとマリが語ります。『プリニウス』取材のために訪れたイタリア各所の写真や動画、はたまた遠隔地でどうやって実際に合作をしているのか、その具体的な原稿制作過程のデータなども画面で紹介・解説しますので、お楽しみに。

後半はライヴバンドのメンバー構成は前回と同じく、ヤマザキマリ(Vo.)、とり・みき(G. Vo.)、葛岡みち(Pf. / フ・タウタフ, へんてこりん)、サンコンJr.(Dr. / ウルフルズ)、伊藤健太(B. / ex.ゲントウキ)の5名。 

前回、プロの方々からも絶賛されたマリさんのポルトガル語、イタリア語、英語、日本語を駆使したヴォーカルが聴きどころですよ。

チケットは3月25日から、ローソンチケット、イープラスの各プレイガイドで販売。

日時:2014年5月6日(火・祝) 開場18:30/開演19:00
会場:下北沢440
住所:東京都世田谷区代沢5-29-15SYビル1F
料金:前売3500円/当日4000円
内容:第1部 とり・みき+ヤマザキマリ トークショー/第2部 とりマリ&エゴサーチャーズ LIVE

※チケット発売日訂正しました

2014年3月13日木曜日

2014年2月26日水曜日

3回転半の孤独

 【コラム更新】日経BOL「とり・みきのトリイカ!」更新しました→「3回転半の孤独」。前回「ソチと雪のバラード」の続きになっているかもしれません。

2014年2月24日月曜日

生頼範義展

展示階へのエレベータ
先週のことですが、九州への帰省をかねて宮崎まで足を伸ばし生頼範義展に行ってまいりました。

生頼さんの名前を知らない人でも、絶対にその絵はなにがしかの映画のポスター、広告、本のカバー、プラモデルのパッケージ等で見たことがあると思います。僕にとっては小松左京さんの書籍や文庫や映画のイラストでなじみ深いものでした。小松さんの作品世界と生頼さんの絵はとても親和性が高かった。

ジョージ・ルーカスがその作品を見て『帝国の逆襲』世界版のポスターを発注したほどのイラスト界の大巨人でありながら、ご自身はずっと宮崎に住まわれ、展覧会などもこれまできちんと行われたことがなかったので、これだけの作品を生で眼にするのは初めてのことでした(その絵が掲載された単行本や雑誌をほとんど買っていたのにも我ながら驚きましたが)。
撮影許可エリアにて

展示物のほとんどが発注があって描かれた作品であり、 クライアントの意向に応える……いや意向以上に仕上げる職人的技術と、そこにきちんと同居している爆発的創造力、さらに限られた作業時間(締切)のことを思うと、まったくもって作品の前で土下座してしまいたくなります。

しかし、商業用のイラストは(生頼作品に限らず)著作権利関係その他の事情で、なかなか全国的な展示や出版がむずかしい状況にあります。今回の展示は関係者のご尽力により、生頼さんの地元の宮崎だからこそ開催出来た側面もあると聞き及んでいます。もちろん、巡回展示が出来るようになることを強く望んでいますが、とにかくいまは、お時間のある方は、いや時間を無理に作ってでもぜひ宮崎へ。3月23日まで。